青い鳥

2003年7月24日
とにかく所々で私は泣きそうになりました。
まずは最初、チルチルがもらった帽子のダイヤを回したら次々に登場してくる犬のチローや猫のチレット達の登場シーンにかなりやられました。私はあのシーンでかなり魅せられました。
まずは「思いでの国」チルチルとミチルの死んでしまったおじいさん、おばあさん、妹弟達に出会えたシーンは号泣物です。おじいさんおばあさんの「思い出しさえすればいつでもあえることが出来る。」この言葉にかなり感動しました。
「夜の御殿」女王様最高です。あんなに高いところから見下ろしていて、貫禄たっぷりです。恐ろしい物がたくさん入っている扉から出てきた鼻風邪には笑いました(笑)
「森」ではダンスシーンが見物でした。猫のチレットは悪役なのかもしれませんが私にはどうも悪役には見えません(笑)私もチレット達の立場だったら絶対にチレットのような事をしてたと思います。悪く言えば自己中なのです。
「幸福の御殿」ここでは母の愛にすごく感動しました。「子ども達の笑顔さえあればお母さんはどんなに貧しくてもボロを着ていても最高に幸せなのよ。」っていう言葉は涙ものです。お母さんは子ども達が幸せで、笑顔さえ見せてくれたらいつでも綺麗でいられるのです。世の中の全てのお母さんがこういう考えっていうか、こう思ってくれてたらイイのにな。って思いました。あとは、「小さい幸福達」も感動です。よーく見てみると私たちの周りって幸福だらけなんだな。って気づかせてくれました。
「墓地」ここは、感想の言いようがありません。
「未来の国」個人的にこの国のシーンが一番好きです。これから先生まれてくる子ども達の希望や期待、それらがすごく伝わってきてるのです。チルチルとミチルが「生まれてきたらいいことがいっぱいあるよ。」って胸を張って言ってることに感動しました。私だったら胸を張ってそんなこと言えません。それともう一つ、未来の国でのカップルにもすごく感動しました。未来の国での恋人同士は運悪く二人一緒の時に生まれることは出来なかったのです。それでもどうしても一緒にいたいからかたっぽが先に生まれていくときに印を付けるのです。「君を一生愛し抜くよ。」「私はこの世で最も不幸でいるわ。」この台詞感動です。結局どうなったのかかなり気になります。しかし、昔放送されてたドラマ「青い鳥」でもこの場面の話が出てきたのですが、そのドラマの中では、この未来の国での恋人同士は生まれてきて一緒になることはなかった。って言ってました。悲しいですねー。とにかくこのシーンは、色んなお土産を持って早くこの世に生まれてきたい。そんな希望がすごく伝わってきました。この場面でもなぜか涙がちょちょ切れました。「生まれるってどんなこと?」っていうミュージカルナンバーは最高です。この歌すごく好きです。
あとはまあ普通に別れて終わりました。

正直言ってファミリーミュージカルだけあり、突っ込みどころ満載でしたが所々すごく感動したし色々と考えさせられたりしたので、私の中ではすごく良い作品だと思いました。今度は絵本ではなく、ちゃんとした原作を読んでみたいと思います。
「未来の国」の例の二人がすごく気になるから・・・。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索